婚活は相手と出会う機会を増やすだけではない

朝霧由章

「婚活」と聞くと、結婚のための活動でる事くらいは多くの方がご存知かと思いますが、では具体的にどのような事を行うのか。

あまり分かっていない人も多いかもしれませんが、婚活は言うなれば「自分自身の意識次第」になります。

例えばですが、料理教室に通う。

これも立派な婚活です。

料理が出来る女性の方が男性に選ばれる確率が高くなるのです。

婚活は「結婚するための活動」であると共に、「結婚出来る可能性を高める活動」とも言えます。

相手あってこそではありますが、一方では自分自身を磨き、ステータスを高める事によって相手から選ばれる確率を高める事も出来ますので、こちらもまた、立派な婚活

と言えるでしょう。

もちろん積極的に合コンやお見合いパーティーに出席したり、友人に紹介してもらったりといった事もとても大切ではあります。

ですが、いくら素敵な相手を紹介してもらったとしても、相手も好みや理想があります。

先に料理教室に通うのも広い意味では婚活だとお話しましたが、料理が出来ない状況で友人を紹介されるのと、料理が出来るようになってから友人を紹介されるのとでは

、出会いに発展する可能性はまったく異なると言っても過言ではないでしょう。

自分自身次第で、相手の印象も変わるのですから自分磨きもまた、婚活なのです。

そしてこれは、多くの男女が見失ってしまっている部分でもあるのです。

良い相手を探そうと思っているのに、「良い相手と思われる努力」を怠っている人は男女を問わずに多いです。

「給料が低いと相手にもされない」と嘆く男性は多いのですが、男性の場合は給料アップによって自分を選んでくれる女性が増えると言っても過言ではないのですから、

婚活をと考えるのであれば、給料アップのためにいろいろと頑張るのも実はとても良い方法なのです。

例えばですが、派遣から正社員になる。

これだけでも女性の受け取り方はまったく違います。

「派遣」と聞くとどうしても「結婚するには…」と思ってしまう女性が圧倒的に多いと思いますが、正社員であれば「ありかも」と思うかもしれません。

選ばれないと嘆くのではなく、選ばれるための努力もまた、婚活なのです。

婚活と聞くととにかく相手と出会う事だと勘違いし、闇雲に機会ばかりを増やそうとする人が多いのですが、魅力のない状態では、どれだけ異性と出会う機会を作った所

で相手の「結婚候補」にはなれないのですから、そのような時こそなんでも良いので自分磨きです。

地方の婚活の現実を考える

地方の婚活の現実を考える

婚活にも様々な形がありますが、地方での婚活を考えた時、そもそも絶対数が少ない現実があります。

首都圏回帰の動きが加速していますが、裏を返せば過疎化が進んでいる地方が増えているとも言えます。

特に若い層は地方にいるよりも便利な生活が待っている首都圏や都心部に出ていく傾向が強いため、地方での婚活は理想を掲げてばかりでは進まない現実もあります。

自治体主導で出会いイベントを提供する地方もあるほど、もはや個人の問題ではなく社会問題と言っても過言ではない程、地方は少子高齢化の影響が著しいのです。

首都圏であれば「合わないから違う人にしよう」と簡単に次の候補をと思えるものの、地方の場合はそもそも「違う人」がなかなかいないのです。

つまり、ある程度どこ

ろかかなり妥協しなければならないのです。

ましてや地方の場合、まだまだ昔ながらの風習が色濃く残っています。

30歳を超えて独身。

首都圏であれば特に珍しい話ではなく、むしろよく耳にするのですが地方によってはまだまだ「結婚してこそ一人前」の風潮もありますので、30歳ま

で独身など考えられないのです。

そのため、住人同士で紹介したり、お見合いしたりといった昔ながらの風習が行われている地域も実はまだまだたくさんあります。

首都圏の文化と地方の文化はまったく違うと言っても良いでしょう。

日本は首都圏の生活はとても便利です。

車さえ不要なほどで、深夜までお店が営業していますし、24時間営業のお店やサービスも珍しくありません。

一方地方では、それこそ昔と同じように19時に閉店するお店もあれば、年末年始は休業。

首都圏の人間からすると珍しいとさえ思うかもしれませんが、まだまだこのようなお店も多いのです。

そのため、考え方も言うなれば保守的です。

女性が家を守り、男が外で働く。

首都圏の人間にとってはまさに「昔の話」「時代錯誤」だと感じるかもしれませんが、このような風潮が残っている地方はまだまだとても多いです。

そのような地方での婚活の場合、それこそ村一丸となって応援してくれるようなケースさえありますが、一方では「結婚は家同士の繋がり」という昔ながらの風潮がまだ

まだとても強いですから、首都圏での結婚のように、姑との関係がほとんどないとはいかないでしょう。

むしろ何をするにせよ、姑に許可を得なければならないような地方もあります。

それらの事を考えると、過疎化が進んでいるのは利便性だけの話ではないとも言えます。